大見川上流の水生生物
伊豆半島大見川上流で撮影した、きれいな水に住む水生生物の写真をA4プリントサイズ2枚にまとめてあります。誰でもご自由にお使いください。「oomigawa-3.pdf」をダウンロード (770キロバイト)
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「筏バンド」と「伊豆昆虫談話会」のホームページ![]()
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2012.5.18日、天城山の皮子平にマメザクラの苗70本が戻りました。皮子平は3060~3190BP頃に4回の噴火をした伊豆半島最大火山の火口跡で、周囲に200本以上(数えました)のマメザクラが自生していました。2000年頃から成木の枯渇が進んでいき現在花をつけるのは10本足らず、後継樹となるべき若木も動物の食害にあって見ることができず絶滅の寸前でした。親木が絶える前にと、2008年7月3日に現地採取した種を農林技術研究所で播種、中伊豆中学校代々の生徒が管理して1mほどに育ったもののうち、今回、一部を同中学校の1年生60人が参加しての植樹となりました。育苗対策として周囲約450mを防護柵で囲み、さらに苗木にも網を被せて、後は花の咲くのが待遠しく思いますが、成木枯渇の原因が究明されたわけでは無くこれからが正念場かもしれません。
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春たけなわで農作業が一番忙しい季節。目の前を通り過ぎるチョウや虫に心を奪われないように必死です。それでも昼休みには小さい目をらんらんと輝かせて辺りを探し回ってしまいます。
時は5月5日の昼下がりセセリチョウが吸蜜中なのを見つけ、翅の模様を見ると「イチモンジじゃない」!カメラを構えて、手ブレしないように、慎重に早速撮りました。ミヤマチャバネセセリです。地味で飛翔速度が速いためか見つかりにくい種類です。
玄関先に回ると、こんどはサカハチチョウが出迎えてくれました。私は白い線の際立った夏型が好きですが、今頃の模様は春型と言われるものです。去年はなぜか1頭も見ませんでしたが、今年はその後を含め既に3頭家に現れました。
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「一日雨の三日降り」。昔の人は的確な言葉を残したようで、まさに明日の3日まで雨が続きそう。雨降りにチョウの話でもないだろうと水生昆虫のカゲロウを引っ張り出しました。もうエルモンヒラタカゲロウの春の羽化は終了かと思いきやまだまだ川の中に健在。エラの辺りも色が変わってぼつぼつ脱ぎ捨てる段階のようです。水の中で少しずつ脱皮が始まり、幼虫の体と離れるときは目にも止まらない速さで空に舞い上がります。これまで水中の微量な酸素を吸い込むのに活躍した葉状のエラ(体側にある)も一糸乱れず体についたまま川底に残されます。
もう一種類は、私が見た中でこんなにも毛深いのは初めてですが、オオマダラカゲロウです。5月中には羽化が終了すると思います。
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春の羽化シーズン前は川の中がなにやらざわめいている感じ。暫く覗かなかったので行ってみると真冬の川とは見つかるものも違ってきました。すぐにでも羽化できそうな立派に育ったアサヒナカワトンボのヤゴが網の中でのそのそと動いています。そういえばこの辺りはまもなくカワトンボ・サナエトンボがいっぱい飛び回るはずです。種類の同定ができる角度から自然体の写真を撮りたいと願ってはいるものの、お客様はポーズを取ってくれません。今年こそはと願うばかり。
いつも、写真は2枚アップと内心思っているので・・・もう一枚。オオナダラカゲロウはカゲロウの中でもずば抜けて大きい体格です。成虫になってもその姿は大きく均整が取れています。
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コツバメとならんでミヤマセセリもスプリングエフェメラル、春の妖精です。4月12日に顔を出しました。昨日は十数頭を見つけカメラで追い掛け回したものの収穫はそれほどありません。と、言うのは、
1頭を目で追い着地地点にそーっと近づいたつもりが、足元に注意している間に見失ってしまいます。それでもこの辺りにいるはずと、探している時に他から別のものが飛んできてテレトリー争奪戦になり飛び去って行きます。これだけの数がいると、争いが多いのかなかなか着地する事さえ少なく、あっちでフワ、こっちでフワと舞い上がっても右往左往するばかり、おまけに目を凝らさないと飛んでいるときも、止まってからも更に(写真のごとく)風景に溶け込んでしまって時間の過ぎるのを忘れてしまうのです。
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4月になってから虫が急に騒ぎ出したので投稿順が乱れだし、やはり撮影日の記入が必要かと感じます。9日、数メートルの風があるものの日差しのある春日和。黒い十円玉程度の飛翔物体が庭の刈り込みすぎたツツジの枝に、すごいスピードで止まりました。「やっと来たか!」。確認と同時にカメラに向かって一目散。
今年もコツバメがやってくる季節。コツバメと言っても鳥ではなく、こちらはチョウ、いや蝶ちょうです。春のほんの短期間しか出現しない、春を告げる女神です(雄もいる)。それなら山にはもっと出ているはずと出かけたのが右の写真(4月10日)。足元を飛ぶときには翅のブルーが見えるものの、普通に飛んでいるときはステルスみたいなものです。今年ももう少し撮り溜めしておきたいところです。
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家の前の川で護岸工事が進んでいます。3月28日、今日は工事が休みとばかりに工事用に作られた重機の道を通ると、その足元でテングチョウが風に吹かれて困り顔。今年は毎日数メートルの風が吹いているので越冬から覚めたチョウたちの困り顔が続きます。風に困らないのがトカゲ(嫌いな人がいるので画像はカット)でボツボツ歩き回りだしました。なんでも伊豆地方のトカゲはニホントカゲでなくオカダトカゲとか。
少し離れたところでは、カエデの枝に葉をくくりつけてミスジチョウの越冬幼虫がいました。カメラを向けると数メートルの風が邪魔をして幼虫の乗っている葉が揺れています。何分もそのまま構えて、シャッターを何回も切りやっと撮れました。
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庭の隅に、ピラカンサの赤い実が今年はいつまでも付いています。例年なら雪が降ったときにヒヨドリがきてたちまち食べつくすのに、他にもっとうまいものがあったのか今年はヒヨドリの影が見えません。
何か問題がなければいいのですが。
その代わりにメジロが十数羽位でやってきては赤い実を少しずつ食べていきます。スズメたちが近くにいて、数メートルくらいなら人が近づいても逃げないのでメジロたちも仲間意識か平気で同じようにしています。それでも、何かに驚くと近くのスズメが遊び場にしているバラの中にピラカンサの実をくわえたまま移動してくちばしを上向けにしながら不器用に飲み込んでいます。
絶好なシャッターチャンスですが、さすがに、この時は首を忙しく振るので写真では追いかけ切れません。
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時間が窮屈この上なく、今年はなぜか雪が多くて、と言い訳めいていますが、冷たい川の中に手を入れてきました。ヒロバネアミメカワゲラがことのほか大きく育って25mmほどになっています。「背中にピンを合わせているのに何故かシャープに撮れない」と思ってよくよく見るとそこには透明な翅がもう伸び始めていました。彼らは水の外に出ても元気で手の上に乗って逃げ惑っています。もう一つの写真はプラナリア。1匹が体を切断されると2匹にと増殖していくやつです。私は何倍まで増殖するかは可哀想でやったことはありませんが、中には確認した人がいるのでしょうか。こちらも図体が大きくなり20mm程でしたが彼らは羽化しません。なのに、どうして日本全国に住んでいるのか????(鳥?)
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家の前にあるフサザクラの木3本にウスタビガのマユが合計25ケ吊り下がっています。葉が落ちてしまったので黄緑色のマユが目立ちます。ウスタビガ(薄手火蛾)の名の由来が提灯(手火)に似ているからだそうです。このマユで作った絹織物は最高級品だそうですが私はまだ見たことがありません。成虫の姿を見ていると大きな山姥みたいでとても高級品を生むとは思えません。
吊り下がっているマユの横には外敵に襲われて穴の開いたものや卵のついているものがあります。根元はしっかりと枝に固定されていますが、この固定場所を間違って葉柄に縛り付けたものもあり、これは落葉と共に落ちてしまいます。虫たちは親の意見を聞けないので仕方ないことですか
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