大見川上流の水生生物
2009年11月更新
伊豆半島大見川上流で撮影した、きれいな水に住む水生生物の写真をA4プリントサイズ2枚にまとめてあります。誰でもご自由にお使いください。「oomigawa-3.pdf」をダウンロード (770キロバイト)
「筏バンド」と「伊豆昆虫談話会」のホームページはこちらにあります。
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ナガレトビケラ属の一種ムナグロナガレトビケラはごく一般的な種類だそうです。確かに大見川の上流域でも時折網に入るのですが写真のとおりコントラストの差が大きくて頭の部分が真っ黒に写ってしまいます。現場で写真を撮るので上手に撮れずいつもブログアップするような気に入ったものがありません。が、住んでいることは確かなので涙を呑んでの掲載です。家に持ち帰えれば頭の部分だけとか、特徴のある鉤爪あたりの詳細な写真が撮れるのですが、殺生がきらいな私ですからそれを曲げてまで(今のところ)する気にはなれません。
このたぐいは死んだふりもしないと思うのですが写真のモデルはなぜか腹を上にしておとなしくしていました。おかげで上と下からの写真が撮れました。
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10月24日にマメザクラ群再生協議会で皮子平を調査後、11月9日に中学校で育てている苗の観察に行ってきました。
皮子平では6本のモニターの中で今は一番元気なNo.2が色づいた葉を残して辺りの景色にマッチしていました。調査開始時点で一番元気だったNo.5は8月にはとっくに葉を全て落として枯れ木の仲間入りになっています。コスカシバのフェロモントラップ設置効果でここのところ樹木への害虫潜入の痕跡は見当たりません。マメザクラが元気をなくしていく原因が判りません。
モニター樹4本のDNAを継承する苗が里山の中学校で育ちつつあります。それぞれ鉢の中で葉を落としたり復活したりしていますが11月になって約70%が落葉しました。来年の春に何%が芽吹くのか楽しみです。この苗は冷蔵庫で強制的に冬を体験したものでまだ季節に対応していないかも知れませんが、皮子平のNo.5のように一番活発に栄養を蓄えるべき時に葉を落とす理由は判りません。揚水量が蒸散量に追いつかないのでしょうか?
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伊豆地方は4日間連続の雨降りでした。土砂降りの雨と言うわけではなく川の水も殆ど濁らない程度でしたが、それでも川底をさらっている姿を見られるのは恥ずかしいので10月中旬の写真を取り出してみました。
今年はなぜかキタカミトビケラの数がすごく多いようです。足元に流れ着いた一匹です。普通移動するときは柄を切り離してするのですが付けたままで動きが不自由そうです。なんでこんな事になったのか?
今の時期は筒巣に蓑のような飾りが付いていますが。春先に羽化した後は黒っぽい脱殻にところどころ色の付いただけで蓑飾りは見当たりません。間もなくその変化が起こる時期だと思います。
話は変わって、昨日と今日は市の文化祭です。筏バンドの出演は終了しました。演奏中にフラッシュが幾つか光ってはいますが今回も写真の回収はできないのかなあと思います。私は二日間ともボランティアで付きっ切りです。行ってきまあす。
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水生生物の観察は夏に行われることが多いのですが、彼らは気温の暖かいときに羽化をする昆虫が大半です。つまり盛夏には殆どが大空飛立っているので、夏休みの観察は留守宅を訪れるようなものです。
カゲロウは蛹を作らず幼虫から一気に羽化して飛び上がります。エルモンヒラタカゲロウは秋と春の二回羽化しますが、写真の主は11月末の羽化を待っているものです。これからは競って羽化をするのでタイミングが合えば水中羽化の瞬間を写真に収めることも可能です。
もう一方のヒゲナガカワトビケラは一年中少しずつ羽化を繰り返しています。集中的に羽化をするわけではないのですが、トビケラは完全変態なので蛹化したものを捜せば羽化の写真も撮れるでしょう。
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24日は空の状態が怪しい中、皮子平マメザクラのご機嫌伺いにメンバー二人で行ってきました。案の定到着する前からポツリポツリと歓迎を受けたのですがどうにか役目は果たせました。元気なマメザクラの木は色づいた葉を枝に残していましたが弱ったものほど裸になっていました。07年に調査を始めてからなすすべも無く(規制で作業が進まない点もあり)今までが過ぎ気持ちが滅入るばかりです。
皮子平の鹿被害調査のために設置した柵の中では絶えたと思っていた茅が背丈以上に育っていて、食害の壮絶さを身が震えるばかりに感じました。マメザクラは寂しくなりましたが紅葉は写真の通りです。
道すがら猪の大きな落し物を見つけました。写真の通りコントラストもなく危うく足を踏み入れるところでした。
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花が黄色ければ「秋の七草」の「おみなえし」ですが白いから「おとこえし」です。山から飛んできた種がいつのまにか鉢の中で1mにも育って沢山の花を付けていました。普段から「チョウの食事場だから草を抜くな」と家人に言ってあるので少々の雑草の中での生活はなんとも思っていないのです。もっとも「おとこえし」を食べる幼虫の種類は、あっても蛾くらいでしょうが・・・・
毎日のように、この花には数匹のイチモンジセセリが蜜を求めて来ていましたが、10日程前にツマグロヒョウモンがやってきました。夏に遊びすぎてボロボロになった翅で、しかも片方の翅はお化粧が落ちたのか色が変わっています。私が近づいても逃げようともせず必死に蜜を漁っていました。
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中伊豆中学校での皮子平マメザウラの育苗は順調です。季節のためか、先月から落葉も始まったようで鉢に棒だけが立っているものもかなりあります。葉の無くなったものも写真のように芽を付けていますが、何本かは来春に芽が吹かないかもしれません。山では実生が生育していかないことを思えば貴重な経験と財産です。関連記事はHPにも記載してあります。
今年は、各地域の生涯学習や「天城山の自然を守り育てる会」の総会などで、中伊豆中学校の一年生に天城山縦走ハイクや清掃の体験談と感想を話してもらいました。「皮子平のマメザクラが枯れてしまったけど、一生懸命再生活動を行なっている人たちがいるので、また花が咲くのが楽しみです」と嬉しい話も出ました。
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一見、何も関係の無いものを並べたキーワードのようですが・・・・
ハリガネムシも分類上は水生生物だそうです。水中(川の中)で生まれたハリガネムシの卵は他の餌と一緒にカゲロウなどに飲み込まれ、カゲロウは腹にハリガネムシを宿したまま羽化してしまいます。それを知らずにカマキリはカゲロウを食べてしまうのです。カマキリの腹の中で育ったハリガネムシは子孫を残すために川の中に戻る必要があります。そこで、カマキリの脳をコントロールして川まで連れて行き、カマキリもろとも川の中にドボンと飛び込むのだそうです。ハリガネムシの入ったカマキリの脳には異なったタンパク質が存在したと何かの本で読んだことがあります。
可哀想にも川を眺めている写真のカマキリは風前の灯です。
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ウラギンヒョウモンという蝶は初夏にアザミなどの花に訪れているのを良く見かけます。そのうちに夏になると見かけなくなるのですが、こんな所にいました。
場所は標高1000m+微妙の皮子平です。9月1日にマメザクラのご機嫌伺いに登ったとき数匹を確認しました。近くの一匹にカメラを向けたのですが、なんと産卵中で場所を転々と変えながら夢中でした。
もう一枚の写真が示すようにここでは柵の中しか緑が育ちません。言わずと知れた鹿の被害ですが、ウラギンヒョウモンが卵を産んでも幼虫の食事となるスミレは芽を吹かないのではと心配です。鹿の被害は木や草、人間のみでなく昆虫の世界にも広がっています。皮剥ぎの被害に遭っているキハダもアゲハ類の食草です。
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9月3日、中学校に管理をお願いしてあるマメザクラ苗の生育状況を見に行ってきました。今回は急に落葉した苗が増えてびっくりしましたが、よく見ると先には芽を包んだ塊がみえます。次にはここから新芽が吹き出すのでしょう。現在葉を落としているものは36%ありますが、このうちの何パーセントかがほんとに枯死しています。もともと、初夏に採集した種を冷蔵庫で冬を体験させ晩秋に撒いた種ですから、今期はまだ季節に順応していないために早々葉を落としたのかもしれません。
皮子平の親木は元気なものもあれば衰弱がもっと進んで既に葉が一枚も見えないものもあります。どうやらこの落葉原因は葉の蒸散に間にあう水分が供給されていない為のようですが、まだまだ調査は続きます。
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最近、「筏バンド」の演奏写真が手元に届かなくてブログアップも遠ざかっています。
もう一ヶ月も経ってしまいましたが、市の文化協会でロビーコンサートを行ないました。ロビーは収容人員が90人程のスペースしかありませんが満席の状態。出演した3グループの演奏も含めて全て上出来だったと思います。
写真中のカメラを構えている人は新聞記者ですが、この記者に私は昼間別の場所(自然観察会)で取材を受けました。どういうわけかコンサートの記事は客席の写真が紹介されました。
「筏バンド」はギターギンギンのバンドですが、この日ばかりは音を絞りドラムもスネアー、シンバル、ハイハットの3点セットだけと静かな演奏となりましたが、8月8日の萬城の滝夕べのコンサートでは屋外ステージということもあり日ごろの鬱憤を晴らしてきました。
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8月6日には皮子平マメザクラの定期調査が行なわれましたが、生憎所用があり私は参加できませんでした。どんな結果だったか待ち遠しい限りです。
その前の8月1日に萬城の滝にあるサクラの木に、産卵のためだと思いますがコスカシバが飛んできたところを撮りました。皮子平のマメザクラにはフェロモントラップを設置したおかげで去年から産卵の形跡がありません。モニターNo.3の木は元気になってきたような感じもします。
毎月初めには苗の生育状況を中学校まで点検に行っていますが、今月は3日に行ないました(結果をHP掲載)。先月まではドングリの背比べで大差はなかったのですが、他のものの倍以上(20cmに)に伸びた苗もあります。同じ親木から採った種なのに成長の速さにかなり個体差がありそうです。
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伊豆市の萬城の滝キャンプ場で行われている「生きものふれあい観察会」も約半分の日程が終わりました。午前中は林道~林の中で植物やクワガタ虫の観賞、午後は川で水生生物の勉強を行なっています。
8月1日には写真のヘビトンボ成虫が飛来してきていました。横からの写真なので獰猛な口先は見えませんが幼虫そのままに翅を付けた感じです。成虫を写真に撮るため(コントラスト調整で)大きな葉の上に乗せると慌てて裏側に回ったり葉の上から逃げだしてしまいます。わりと気が弱いようです。
幼虫のほうも獰猛なわりに気が弱く、棒等でちょっかいを出すと丸まってしまいます。しかし、蛹も噛み付く(一緒にしておくと蛹どうし喧嘩をする)というから驚きです。
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