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2009年3月の7件の記事

チビマルヒゲナガハナノミ

Pict2052 Pict2064 チビマルヒゲナガハナノミは渓流にすむ5mm程の小さなヒラタドロムシです。背中に4本の隆起線があるのが特徴です。

3月12日掲載のヒメマルヒラタドロムシと同じ石に張り付いていました。見つけた場所は山中の水が湧きだして間もない小さな流れの中で、石についている化石を取り出すような感じです。鎧を着ているようで硬そうな感じですが、この幼虫も力を入れて掴むと潰してしまいそうです。

成虫になってしまうとヒラタドロムシと同じような形の甲虫になりますが、幼虫の形からハナノミという名がついているのでしょうか?ヒラタドロムシの仲間です。

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キタガミトビケラの宇宙遊泳

Pict2006 今、若田さんが宇宙で活躍されています。一緒にしたらすごく叱られそうですが船外活動はこんな形になるのでしょうか?写真はキタガミトビケラの雄姿です。

石と巣を柄で固定して流れてくる獲物を待っています。爪の先はかなり尖っていて頑丈そうなので届く範囲の獲物は逃がさないでしょう。石が転がったりしたとき等は柄を切り離して直ぐに場所を変えてしまいます。昨年は個体数が少なかったのですが、今年は一昨年同様にかなり見ることができます。ぼつぼつ背負った酸素ボンベのような蓑を捨ててシンプルな鞘だけに衣替えするころです。その後、蛹化→羽化します。今年は雨の日が多くて活動する日が少ないですが、羽化の写真が撮れたらラッキーと思っています。

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天城山の鹿とキハダ

Pict2171 Pict2174 17日に天城山中にある風穴を覗き(現況を見)に行ってきました。付近に元気なサクラの大木がありました。マメザクラならば嬉しいので花の咲く頃もう一度見たいと思います。

皮子平の西側に入ったところで4本のキハダが鹿に皮を剥かれていました。キハダは日本全土の山地に生えるミカン科の落葉高木でアゲハチョウなどの幼虫が葉を食草として育ちます。コルクの部分をとった黄色い内皮は胃腸病すべてに効果があるといわれて漢方薬として有名です。

写真の通り、鹿はこの内皮に歯を立ててかじった痕があります。鹿も漢方薬として使っているのでしょうか?キハダの皮を好んで剥いているようです。

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皮子平のマメザクラ実生

Pict2095 Pict2101 マメザクラがぼつぼつ芽を支度しているのではないかと天城山の皮子平に行って来ました。一番気になっていたのは昨年残った実生2本です。囲った小石を恐る恐るどけて、積もった落ち葉を取り除くと可愛い新芽を育んだ姿が現れました。でも一本は新芽の付け根の皮が剥ぎ取られたような痕があります。

皮子平ではマメザクラが十数年前にまとまって枯れだしてから、その後幼木が見当たりません。昨年は春に出た実生を夏に数本確認していますが、小石で囲った2本のみが冬を越せそうです。実生が溶けてしまうのか食べられてしまうのかがマメザクラ群の再生を行なうのに一番重要なポイントです。(周りの茅や草が絶えてしまったのは鹿の食害であることは確証済みですが・・・)

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ヒメマルヒラタドロムシ

Pict2059 Pict2057 ヒラタドロムシは少し汚れた水に住む指標生物とされますが、実際は上流の山から水が湧きだしている所にも住んでいる甲虫(幼虫は水生生物)です。円盤形のものから三葉虫に似た形のものまでいます。

円盤形の幼虫はその形から英語名ではWater penny(水中の青銅貨)と呼ばれていて川底の石にくっついていることが多く、化石を見るような感じです。簡単に剥がれ落ち、裏返しにすると自分では起上がれません。一見硬そうですが指で潰してしまいそうです。

写真はヒメマルヒラタドロムシで長径8mm程です。背中と腹側から撮りました。

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ヒメフタオカゲロウ

Pict1942 Pict1951 Pict1970 ヒメフタオカゲロウ属は7種以上存在するようですが、川虫等の同定は顕微鏡の世界となり固体にダメージを与えてしまいます。形や模様から直感的に判断できないものかといつも思っていますが、自然との共生の中ではそこまで拘らなくてもよいかといつも中途半端になっています。

流れの緩やかなところでヒメフタオカゲロウたちが泳いでいました。彼らは泳ぎが達者で、驚かすと自分の動きを止められずに小魚みたいに陸に上がってしまいます。写真を撮ってみると、どうも3種類いたのでしょうか?人相(虫相?)が違います。彼らは今から夏までは川で確認できます。

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ムラサキトビケラ

Pict1000 Pict1965 Pict1985 ムラサキトビケラはトビケラの中では最大で且つ成虫は鮮やかな色をしています。幼虫は河川上流の落ち葉が溜まったところに住んでいますが、なかなか見つかり難い種類です。砂の中のヤゴなどをも捕食することがあるそうです。

ムラサキトビケラの廃墟を見つけたので大きさを強調するためにタバコと並べて写真を撮りました。でも、そのすぐ先で3匹に会えたので早速撮影会に入りました。ここでは落ち葉を搔き分ければもっと居そうでしたがモデルさんだけお願いして後はそっとしておくことにしました。Pict1992

この種は強く押さえると飛び出してしまうので軽く摘み上げて穴の中をパチリ、キョトンとしていました。又、逃げ足が速くてなかなかピントが合いませんでしたがどうにかコレクションに収まりました。

成虫の写真はこのブログでも以前紹介したと思いますが夏に私の家を訪れた時のものです。

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