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2009年10月の8件の記事

トリカブトが枯れた

Pict1359 Pict5026 ここにはトリカブトが群生していて毎年10月には紫色の花を付けて旅人の目を楽しませてくれます。ところが今年はどうしたわけか夏頃から葉が落ち茎が枯れて真っ黒な棒状になったものが目立ち始めました。案の定10月の花見ごろになった時は数本が点在する程度にまで寂しくなってしまいました。

子供の頃に見た記憶で、根は小さな人参のような形をしていたと思います。球根のたぐいであればまた来春には芽吹くのでしょうか。今までこの群落の衰退を気にもしていなかったので昨年の写真はありませんが、一昨年のものと今年かろうじて花を付けたものの写真です。

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皮子平のマメザクラ

Pict5014 Pict5028 24日は空の状態が怪しい中、皮子平マメザクラのご機嫌伺いにメンバー二人で行ってきました。案の定到着する前からポツリポツリと歓迎を受けたのですがどうにか役目は果たせました。元気なマメザクラの木は色づいた葉を枝に残していましたが弱ったものほど裸になっていました。07年に調査を始めてからなすすべも無く(規制で作業が進まない点もあり)今までが過ぎ気持ちが滅入るばかりです。

皮子平の鹿被害調査のために設置した柵の中では絶えたと思っていた茅が背丈以上に育っていて、食害の壮絶さを身が震えるばかりに感じました。マメザクラは寂しくなりましたが紅葉は写真の通りです。

道すがら猪の大きな落し物を見つけました。写真の通りコントラストもなく危うく足を踏み入れるところでした。

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ヤマトビケラ

Pict4910 Pict4913 ヤマトビケラ属は9種以上いて分類の再検討が必要な種が多く含まれているそうです。巣の大きさ自体5mm程度のものですから顕微鏡でも使わないと差が判らないと思います。でもこれらの属は全てが「きれいな水」の指標生物とされ山の方にしか棲んでいません。だから川の中にいても「ヤマトビケラ」というのでしょう。

 夏の終わりから今頃は石の上に多数張り付いていて、川の中を歩くと踏みつけて可哀想です。写真を撮ろうと待ち構えていましたがなかなか巣の中から出てこないので裏返しにしました。体の大きさに似つかない大きな石でできた巣なので元に戻すことができず往生しています。

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オニヤンマの産卵

Pict4206 Pict4207 夏の日の何の変哲も無い水溜りの写真ですが、2枚の写真を交互に動かすと(拡大画面でクリック)真ん中のトラマークの棒が動いています。オニヤンマの産卵シーンを撮ったものです。正確な軌跡を描いて上下する姿は神秘的で、シャッター速度が追いつかないことは十分承知の上で撮った写真でしたがこんな写真になりました。

この水溜りは地下から水が湧き出していてできたものですが、川の横にあるため今年も幾度もの台風で洗われています。生まれた卵たちは大丈夫だったろうかと気にかかります。

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遊びつかれたツマグロヒョウモン

Pict4707 Pict4713 花が黄色ければ「秋の七草」の「おみなえし」ですが白いから「おとこえし」です。山から飛んできた種がいつのまにか鉢の中で1mにも育って沢山の花を付けていました。普段から「チョウの食事場だから草を抜くな」と家人に言ってあるので少々の雑草の中での生活はなんとも思っていないのです。もっとも「おとこえし」を食べる幼虫の種類は、あっても蛾くらいでしょうが・・・・

毎日のように、この花には数匹のイチモンジセセリが蜜を求めて来ていましたが、10日程前にツマグロヒョウモンがやってきました。夏に遊びすぎてボロボロになった翅で、しかも片方の翅はお化粧が落ちたのか色が変わっています。私が近づいても逃げようともせず必死に蜜を漁っていました。

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皮子平マメザクラ苗と中学生

Pict4489 20090924193939 中伊豆中学校での皮子平マメザウラの育苗は順調です。季節のためか、先月から落葉も始まったようで鉢に棒だけが立っているものもかなりあります。葉の無くなったものも写真のように芽を付けていますが、何本かは来春に芽が吹かないかもしれません。山では実生が生育していかないことを思えば貴重な経験と財産です。関連記事はHPにも記載してあります。

今年は、各地域の生涯学習や「天城山の自然を守り育てる会」の総会などで、中伊豆中学校の一年生に天城山縦走ハイクや清掃の体験談と感想を話してもらいました。「皮子平のマメザクラが枯れてしまったけど、一生懸命再生活動を行なっている人たちがいるので、また花が咲くのが楽しみです」と嬉しい話も出ました。

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ウラギンシジミ

Pict4840Pict4842 もう秋真っ只中と言ってもよいのかもしれませんが、相変わらず庭でウラギンシジミが飛び交っています。もっとも街場の庭と違って山に続いているので鹿もやってくるのですが。そういえば一週間くらい前から夜中に鹿の声が頻繁に聞こえます。

三匹程度のウラギンシジミは目の前をキラキラと飛び回って目の前に止まります、が、土かコンクリートの上で絵になりません。以前、下の冊子に載せるモデルも苦労しました。

銀色の裏翅と燃えるような表翅のギャップが面白いのでどアップで載せてみました。

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伊豆市自然観察ガイドブック(チョウとトンボ編)

Pict4839 Pict4838 「伊豆市の自然」を書いた冊子ができあがりました。伊豆市自然観察ガイドブック第一巻で、B616ページのチョウとトンボ編です。第一巻としたのは、海辺や植物のことを書いたものをこの先発行したいからです。

ポケットに忍ばせて歩きながら観察することを目的としたので、チョウは伊豆半島に住む種類のうち1/3(30種)、トンボは11種しか掲載できませんでした。冊子は市役所で無料配布していますのでご利用下さい。本の題名は「いずしの自然(チョウとトンボ編)」です。

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