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2014年4月の7件の記事

ヒメクロサナエの羽化

Dsc_2634 Dsc_2647 虫好きのおじさんたちに「ヒメクロサナエはいますか」とよく聞かれる。「いるいる!いますよ!家の前に」いつもそう答える。ムカシトンボの次に羽化が始まる渓流に生息するトンボで、毎年4月中旬ともなると家の前の川で羽化して飛び立つのである。

羽化した後、半日も待たずに、まだ乾ききらない翅をキラキラと震わせて時間を惜しんでそのまま山の奥へと飛び立っていく。

羽化後数日を経った成虫の写真はだれも持っていないだろうと推測するのであるが、だからといって撮りたくても飛び立った後の彼らにはもう会えないと思っている。

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カニムシ

Dsc_2615 Dsc_2619 四対の歩脚、一対の鋏を持ち、体は楕円形で、頭胸部と腹部の間がくびれない。全身の外形は、鋏を持ったダニかしっぽのないサソリ(大きさは2mmほどだが)という感じである。何者だろう?初めて見たが?

我が家の猫は仕事熱心で夜中にネズミを運んでくるのが頭痛の種であるが、この日はネズミと一緒に変な生き物を連れてきた。ダニ?か?と目を凝らすとどうも違うようである。取りあえず逃げないようにして朝を待った。鋏を前方に延ばしてそろそろと歩きまわっている姿はロボットのようである。とにかく初めて見た生きものでもあり、気持ちが高ぶって眠れない朝を迎えた。

写真を撮って同じ形のものがインターネット上にあるのではないかと思いつく言葉を並べて検索した。「カニムシ」というのだそうである。何かにぶつかると、鋏を体に引き付けて、すっ飛ぶように後退する。その姿が印象的なためか、”アトビサリ”という別名があるそうである。

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皮子平マメザクラの色

Dsc_2482 Dsc_2447中伊豆中学校で始めて花をつけた皮子平のマメザクラの色が変わった。咲き始めに白かったのに散り際に赤みがついた。(左の写真)

「白く咲いて赤く散る」とインターネットで検索するとカスミザクラと出てくる。確かに花びら(花弁)の色がそのような変化をするが、花びらの形は全然違うから別物であることは確かだ。

前日に西伊豆の山中(金冠山)に咲くマメザクラの写真を撮ってあったので比較をすると赤く染まっている部分が違う(右の写真)。また、ここに咲くマメザクラも固体によって花びらの形に違いがある。おまけに真っ白に咲いているものもあった。(この後に赤くなるのか?)

皮子平の開花したマメザクラを暫く見ていないので、比較するためにも今年はどうしても出かけたい。4月30日~5月1日辺りを考えているが晴れて風がないことを願っている。

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萬城の滝のムカシトンボ

Dsc_2367 Dsc_2380 今年もムカシトンボの羽化時期が来た。特別に美しいとかといったところはないが、地球上にヒマラヤと日本(中国でも見つかったとか)にしか住まない生きた化石だというから興味が湧く。一目で翅の形と頭の形が違っている。このトンボの羽化は私の家の近くにある萬城の滝で見ることができる。

夏に毎年行ってきた「生きものふれあい観察会」で毎回何匹かのヤゴが見つかるので、羽化にも出会うことができるだろうと、楽しみにしている一つである。だが、しかし、羽化に掛かる時間が数時間と長いので最後まで付き合うことができず、飛び立つ瞬間にはまだであっていない。(暇がない)飛び立ってしまえば二度と遭遇できない生物である。

普通のトンボには単眼が三個あるという。写真では一個しか見えないが???

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皮子平のマメザクラ

Dsc_2357 Dsc_2360 皮子平のマメザクラ群を絶滅から救うために、2007年に皮子平で採取した種を播種、中伊豆中学校での育苗、皮子平への移植作業をこれまでに行ってきた。

中伊豆中学校の体育館が耐震強度対策で建て替えたのにともない、昨年その苗のうち3本を記念樹として植えたのである。ところが、嬉しいことに1m足らずの木にマメザクラが2つ開花した。蕾はあと3こある。開花の時期としては2~3週間早すぎるが、残りの2本はまだ蕾が固いのでこちらは適正な時期の開花になるのかもしれない。

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国立遺伝学研究所のサクラ見物

Dsc_2328 Dsc_2332 世間はさくら、サクラ、桜。45日に急に思い立って行ってきたのは、国立遺伝学研究所の桜見物。

毎年一年にこの日、一日だけ研究所の中に入れて色々なサクラを見物できるのです。三島駅からシャトルバスの12号車に乗って(聞くと12台がピストン輸送をして、私が乗ったのは3回目の往復とのこと)10分くらいの移動で到着。植えてあるサクラの種類は約250本あり、どれもが手入れされているのか自分が一番だと咲き誇っている感じさえあり、見ごたえ抜群です。一昨年来たときはサクラの大木にコゲラ(キツツキの仲間)が来てドラム演奏までしてくれました。今年はモンシロチョウとキアゲハの歓迎でした。

掲載の写真は小花をつけている枝垂桜風とこれでもサクラかと言いたくなるコテマリ風のサクラ。

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萬城の滝管理者が若返り

Dsc_2308 Dsc_2315 萬城の滝では管理者が41日から若い3人組に代わって、現在キャンプ等は営業していますが、11日まで売店は改装準備中です。それに関係なく私はカメラを担いでの散策コースとなっているのですが、いつも発見はあるものです。

今、満開のマメザクラ。私が追い求める皮子平のマメザクラとはDNAが違って色も形も違うがこれもマメザクラです。大瀬岬の上、だるまやまのマメザクラとよく似ています。

昨日は、コナラの木にウスタビガのマユを見つけました。サクラの木が多くあるのにコナラを選んだようです。なんとマユには卵が8個も着いています。この木で大きなアオムシが育ってくるのが楽しみになります。何匹育つのでしょうか?

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