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2014年6月の8件の記事

ムシヒキアブ

Dsc_3797Dsc_4599何年か前の暑い夏の日、家の中で仰向けに寝転がっていると真上の天井に張り付いているアブが突然にむき出しになっている腕のあたりを目掛けて急降下して襲ってきたのである。思わず払いのけたので被害は無かったが家畜から血を吸うウシアブであった。

写真はムシヒキアブの仲間で左側がシオヤアブ、右側がオオイシアブである。どちらも人の苗字から取った名前ではないかと思われそうだがそうでもないようだ。シオヤアブは♂尻尾が白いからついた名前だそうで私とは関係ない。腹が減れば近くを通ったものを背後から抱きついて襲うので強盗アブの異名があるとか。友達になってもいつ襲われるか分からない。

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ミズイロオナガシジミ

Dsc_4497Dsc_4516萬城の滝の周辺は昔開墾地帯であったことを髣髴させる光景がいたるところにある。中でも大きく育ったクヌギの木の間にあるお茶の木は、ここが昔は大きなお茶の栽培場だったことを想い起こさせる。シイタケが全盛の頃お茶からクヌギやコナラに植え替えられたのだろうが、後にシイタケが外国産に押されて原木を切ることも無く大きく育ってしまった。

チョウの愛好家はゼフィルスと言うのだそうだが、ここにアカシジミ、ウラナミアカシジミ、そして写真のミズイロオナガシジミが生息する。気品のある美しい森の妖精たちである。ミズイロオナガシジミは最近見かけたものである。ストーカーまがいに追いかけると一緒に遊んでくれるのが嬉しい。

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サカハチチョウ

Dsc_4785Dsc_47886月に入った頃、コアカソの葉を柏餅のように丸めた葉を庭で見つけた。「サカハチチョウ」の巣か「アカタテハ」の巣か?と思って失礼は承知でそっと開いてみる。と、住人は期待したとおりのサカハチチョウで、自分の住処となっている葉を幼虫が無心に食べている。羽化まで・・・と観察を続けていると、幼虫は数枚の葉を使った巣へと規模を拡大しながら移動を繰り返して、5番目の新居に移ったのが数日前。その後に忽然と姿を消してしまった。どこに行ったのか?もうサナギになったのでは?

昨日、巣のあった近くで、夏型の衣になった一匹のサカハチチョウが遊んでいた。あの幼虫にしてはタイミング的に早すぎるので当然別の固体だが、今年はサカハチチョウをよく見かける。

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チョウの縄張り

Dsc_4685Dsc_4723我が家の庭は蝶の楽園でウラギンヒョウモン、テングチョウ、ルリシジミ、クロアゲハ、モンキアゲハ、キタキチョウ、一番多いのがスジグロシロチョウが毎日飛び交っています。

先ほどのことですが、縄張り争いも熾烈のようで、スジグロシロチョウの溜まり場に体の大きなモンキアゲハがやってきて、島を一つ独占してしまいました。

ところが、スジグロシロチョウが退避した島には苔が生えていて給水に良い場所。モンキアゲハはそこに興味津々で移りたくてたまりません。翅を広げて風を送ってみたり、近づいたりとアタックしますが埒が明かないようでした。まだ平衡状態が続いていると思いますが、早速ネタ使いました。

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萬城の滝のミドリヒョウモン

Dsc_4504Dsc_4501萬城の滝では今、ヒョウモン柄のお姉さんやお兄さんが遊び呆けて・・・と、言っても蝶々、ちょうちょの話ですからご心配なく。

少し前まではウラギンヒョウモンだけだったフィールドが、今日はミドリヒョウモンのほうが優勢でウツギの花の上を忙しそうに飛び回っている。ヒョウモンと名前のつくチョウのオスはなぜこんなにも模様が似ているのだろうか???と思いながら、失礼だとは思いながら下から覗き込んではカメラで追い掛け回す。

ミドリヒョウモンの中には、鳥にでも食い千切られたのか後ろ翅を両方ともエグリり取られたような戦火生々しいものもいる。ミドリヒョウモンにはないが、チョウのテール(尾の部分)にある目玉模様は鳥を騙すためだとか。チョウは翅が半分以上無くなっても飛翔に問題ないのである。

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アオオビハエトリ

Dsc_3815Dsc_3818マツヨイグサの葉の上でなにやら格闘している。クモとアリが戦っているようだが・・・。気がつくと戦っている当事者の2匹の回りをそれより一回り小さいのが右往左往している。これも同じ種類のクモだ。そうか、大きいのがメスのクモで小さいのがオスなのだと自分で納得したが、オスグモはメスに「アンタ、邪魔だよ」と言ったか言わないか格闘のついでに追い払われている。他の種類のオスグモはメスグモの近くにいて静かにしているのが(動くと食べられてしまう)普通だが、このオスグモはひょうきんな顔をしてチョコマカと動き回っている。

「ハエトリグモの仲間だがアリを偏食する」と書いてある。体長数ミリのきれいな蜘蛛である。アリだって攻撃をするだろうにと思ったが、このクモは毒をもっていて一咬みしてから、毒の廻るのを待って攻撃するのだと・・・恐ろしい。

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川床改修でいなくなるアオハダトンボ

Dsc_8323Dsc_3906アオハダトンボは2012年に絶滅の危惧があるとして第四次レッドリストに掲載されたトンボである。コロニーを作り遠くまで飛翔することがないとされるトンボで、川床の改修などによってコロニー単位で消滅するのである。

ところで、全長6.2kmしかない山田川の一部が20133月までアオハダトンボの隠れた生息地であったのをごぞんじだろうか?今年もアオハダトンボの観察ができると思い、本日(5月29日)カメラ片手に勇んで出かけたしだいである。現場について我が目を疑った。川底がきれいに改修され、大きな石も見当たらず、河川両側の堤防の間を水がさらさらと流れているのだ。戸惑った。ヤゴの住む場所がない!ゲンジボタルがサナギになる場所が無い!(アオハダトンボは去年撮影;♀の産卵を見守るアオハダトンボの♂)

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クロアゲハとウラギンヒョウモン

Dsc_3010Dsc_3972私にはツツジの花とサツキの区別がつかないが、この花は山ツツジなのでツツジである。庭ではもっと早く咲き始める種類から遅くまで咲く種類と1ヶ月くらいはツツジの花がある。ちょうどクロアゲハのメスがやってきて蜜を吸い始めた。忙しそうに、それこそ「花から花」へと翅を震わせて休む暇が無い。

正装の(他にも数種類正装で来るが)クロアゲハとは変わってカジュアルの服装でウラギンヒョウモンも庭にやってくる。夏に天城山の奥に行くとスミレに産卵しているところの彼女らに出会うことができる。このスミレが鹿に食べられてしまわなければいいがと、また心配性が頭を持ち上げる。この写真は526日と30日に撮ったものだがアップが順繰りに遅れてしまった。

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