
「天城山を守り育てる会」の総会が毎年9月に行われ、皮子平のマメザクラ群再生活動の進捗状況を説明するのが、いつの間にか私に与えられた任務となっている。
今年もその日が近づいてきたのでカメラを担いで霧の中を一人で行ってきた。
途中、標高700m付近で鹿の出迎えに会った。カメラを向けてもこちらを見たまま逃げようとしない。もっと近づこうかと思ったが躊躇ってよかった。気がつくと三角関係の位置に小鹿が潜んでいたのだ。
皮子平に着くと霧が晴れ間を覗かせていてキンモンガに遭遇した。蛾と言ってしまえばおしまいだがアゲハモドキ科のきれいな蛾である。