天城山

天城山皮子平にマメザクラ里帰り

Dsc_1692 Dsc_1697 2012.5.18日、天城山の皮子平にマメザクラの苗70本が戻りました。皮子平は3060~3190BP頃に4回の噴火をした伊豆半島最大火山の火口跡で、周囲に200本以上(数えました)のマメザクラが自生していました。2000年頃から成木の枯渇が進んでいき現在花をつけるのは10本足らず、後継樹となるべき若木も動物の食害にあって見ることができず絶滅の寸前でした。親木が絶える前にと、200873日に現地採取した種を農林技術研究所で播種、中伊豆中学校代々の生徒が管理して1mほどに育ったもののうち、今回、一部を同中学校の1年生60人が参加しての植樹となりました。育苗対策として周囲約450mを防護柵で囲み、さらに苗木にも網を被せて、後は花の咲くのが待遠しく思いますが、成木枯渇の原因が究明されたわけでは無くこれからが正念場かもしれません。

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マメザクラならぬアズマヒキガエルの卵塊

Dsc_1497 Dsc_1531 稲の苗はもう植えるときを待っているのに雨降りが続いて農作業がだいぶ遅れ気味。5日の子供の日は好天気で農作業とあいなりましたが気になるのは皮子平のマメザクラです。午前中に慌しく田んぼに水を引き込む準備をして、午後からいそいそと皮子平に行ってきました。ところがマメザクラはもう葉桜になりかけです。毎年4月末から連休前半が見ごろなので、陽気が寒かった今年は少し遅れるだろうと思っていたのに、待ってくれませんでした。

途中に駿河湾の上に浮かぶ富士山(好天気すぎてかすんでいましたが)、更に進むと雨でできた水溜りにアズマヒキガエルの3mもある卵塊が出迎えてくれました。

さて、今日も昨日に続いて代掻きです。

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トリカブトのつぼみ

Pict1766 Pict1808 この季節には紫色のきれいな花をつけるトリカブトの群生地帯があります。半月前の写真なのでまだつぼみですが、この時のほうが開花した花よりも毒々しさが伝わってきます。なんでも日本3大毒草のひとつとか。ところがこの毒草を食べる虫もいれば病原菌もつきます。実は一番大きな群生地が3年ほど前から枯れだして今年は地面から枯れた棒が突き出しているだけです。ウドンコ病という細菌の一種に犯されたようです。この付近のマメザクラもそうですが植生が変わっていくのでしょうか?

足元にカミキリムシを見つけました。松枯れのセンチュウを媒体するゴマダラかと思ったらもっとシックな模様をしたキボシカミキリでした。

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天城山皮子平のマメザクラ

Pict0687_2 Pict0669_2 過去の皮子平にいったい何本のマメザクラがあったのか?調査を始めました。もう朽ち始めた木の中からマメザクラを選ぶのも大変な作業ですが、この日に目的とする面積の約1/3にマーキングを終了できました。そして、予想以上にマメザクラが多かったことと、他の木もかなり枯れている状況をあらためて目の当たりにしました。

昨年の春に里帰りさせたマメザクラの苗木は途中兎に食べられもしながら、鹿柵の中では元気に育っています。老木の経験した障害が何であったかまだ分かりませんが、これを回避してこの若木が早く育って欲しいと願うばかりです。

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マメザクラの花弁

Pict0102 Pict0118 例年より1週間遅れた4月18日に駿河湾を見下ろす金冠山(だるま山の途中)の風景です。それまで天候が悪く、この日も私以外に人影はありませんでしたが、まだ満開とはいかないマメザクラと春の強風が迎えてくれました。眼下の戸田港も若干かすみぎみです。

と言っても、風景を撮るわけではなくマメザクラの花びらの色と形を一枚一枚記録するのが目的でしたから・・・、花から花へとぼろぼろのチョウのように飛び回る光景を人が見たらなんと思ったでしょう。もうすぐ天城山の皮子平にあるマメザクラが開花するので、これから花びらの比較です。

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マメザクラの苗鉢上げ

Pict9834_2 Pict9839_2 38日、播種させたマメザクラの苗81本の鉢上げ作業を中伊豆中学校の3年生で行いました。
休眠期間をテスト的に変えたもののうち、2ランクを移植したもので、この先は同中学校の後輩が引きついて管理育苗していきます。この鉢上げ作業は2順目で、1回目のものの一部は故郷の皮子平へ、また一部は皮子平手前の、いずれも鹿よけの柵の中で育っています。

マメザクラ群の枯渇原因が解明されていない現在ですが、親木のなくならないうちに再生作業を進めていかなければなりません。中学校の協力は非常にありがたく、是非花の咲くことを願っています。

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天城学習発表会

Pict9497Pict9501  天城中学校で1年生から3年生までの「22年度天城学習」成果発表会がありました。一年間お世話になった地域の方たちを招いて成果を発表するものです。天城山の自然や環境破壊の体験、施設や商店での職場体験等生徒が感じたことを精一杯発表しました。

私は学年別に天城山の自然の美しさと荒廃について講義する機会がありましたが、その後彼らはそれぞれ「天城自然ガイドクラブ」の案内でカメラを持って現場にトレッキング、そして発表用に資料作成へと大きなプロジェクトでした。ちなみに天城中学校は今年、第一回持続可能な発展のための教育(ESD)大賞の受賞校となりました。

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皮子平鹿柵のための測量

Pict9455 Pict9459 天城山皮子平のマメザクラが鹿の食害に遭っていることも明確なので、保護するために周りを取り囲むことが可能だろうか?その面積は?許可は?

今年15日に測量に入る予定でしたが、雪のために延期されていて20日にやっと実行に移せました。まだ足元に雪の残る中、保護したい皮子平噴火口跡の周囲の測量を行いました。マメザクラの生えていた(過去形のものが殆どになってしまいましたが)分布状態も地図上にプロットするので、見通しのよいこの日に枯れたもの(朽ちたものも含め)元気なもの全てのマメザクラにテープを巻いて歩きましたが、既に2007年の計測よりも全体の10~20%が風化して消えてしまったようです。

帰りがけに、先頭を歩いていた人が白い小動物を見つけましたが、直ぐに近くの穴に入ってしまい何者なのか分かりません。足跡の爪の形からも兎のたぐいではなさそうです。

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マメザクラの苗

Pict9132 Pict9163 いよいよ年も押し迫ってきました。来年の環境カウンセラーHPに掲載する活動実績をまとめていたら「そうだブログも年末だ」と思って今年を振り返ってしまいました。

今年は、中学校で育てていたマメザクラの苗が11月26日に大きめの鉢に移されて、鹿柵の中とはいえ皮子平の近くまで戻ることのできたのがビッグニュースです。一旦仮置きしましたが強風が心配になり12月2日に鉢を寄せてテープで巻きました。早速新年5日には皮子平に登っての作業が予定されています。

ブログでは触れてありませんでしたが、伊豆昆虫談話会の仲間が執筆して伊豆半島の新聞に連載している「伊豆の自然誌」(虫の話)が年内22話を終わり来年も継続されます。私の書いたものは8話になりました。

年末年始はどっぷりパソコンの前に座ってデータの整理をしたいと考えていますが、チビッコギャングの邪魔が心配です。

最後になりましたが、皆様よいお年をお迎え下さい。

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天城山の皮子平に近づいたマメザクラ

 Pict9040 Pict9057 Pict9067 昨日(26日)、中伊豆中学校で育ててきた皮子平のマメザクラ苗を3年生78人で大きなビニール製のロングポットに移しました。7月には元気な苗が190本程まで減りましたが、カンレイシャを掛けてからすくすくと伸びて弱っていた苗も育ってきていました。作業終了後本数を数えると239本もあります。夕方になっていましたが、皮子平近くに設置してある鹿除けのネットの中に104本の苗を皮子平マメザクラ群再生協議会メンバー5人で運んできました。104本の生育状況を見て本格的に山に戻す作業が始まります。皮子平のDNAを引き継ぐマメザクラの開花をプロジェクトに携わった中学生が見ることのできるよう願っています。

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